園長あいさつ

合言葉は「笑顔でつなぐチーム中立」

御所西の閑静な住宅街にある中立保育園。
今年、創立44年目を迎えます。
毎月発行している園だよりの「園長・みてある記」コラムのタイトルは「歩けば風の色」。
園内に流れる風がいつも心地よいものでありたいと願って考えたものです。
職員の合言葉は「笑顔でつなぐチーム中立」。
職員の一人ひとりが「中立の保育」に誇りと責任を持ち楽しくつながっています。

「啐啄の機（啐啄同時）」

これは、ヒナが卵からふかするとき、ヒナが内からつつく頃合に母鳥が外からつつく様を言いますが、学ぶのにふさわしい時期と教えるのにふさわしい時期の関係に似ていると思います。
中立保育園では、決して背伸びをすることなく、それぞれの年齢にふさわしい課題にじっくり向かわせたいと考えています。
そして「○○になったらあれができる」と、新しい課題への憧れを十分に膨らませることが大切だと考えています。何故なら、それが「意欲」につながるからです。
しなければいけないという「Ｍｕｓｔ」で取り組むより、したいという「Ｗａｎｔ」で取り組む方がずっと豊かで楽しい人生になりますから。

「みんな違ってみんないい！」

年長組の子どもは運動会で竹馬に取組みます。
その行進を見ていると「違いは縦に並べると序列につながるけれど、横に並べると豊かさにつながる」そんな言葉が浮かんできます。
竹馬の高さも技も一人一人違うけれど、横に並んで満ち足りた表情で前進してくる姿には、豊かな友達同士のつながりが溢れています。まさに「みんな違ってみんないい！」のです。

「手塩にかけたぬくもりのある保育」

一人一人を大切にした温もりのある保育を心がけている「チーム中立」。
その輪（和）は職員だけでなく保護者の皆様にも広がっています。
これからも、力を合わせて「中立っ子」を ①健康で心の優しい子ども、②基本的生活習慣を身につけた子ども、③自立心（自律心）のある子どもに育てていきます。